私(Moegi)はとある理由で、消化器内視鏡技師の受験資格を持っていながらも受験していませんでした。
ただ忘れていたり、サボっていたりしただけということではないですよ・・・?
ついに重い腰を上げて、2026年3月1日(日)実施の消化器内視鏡技師試験を受験して、無事に合格を勝ち取ってきました。
今回の受験の様子と問題難易度、傾向変化などについてレビューしたいと思います。
本記事のポイントは、
私自身の本業が忙しく、そして業務を終えて帰宅しても育児が待っていて、なかなか試験勉強時間が確保できなかったという環境下で合格に至ることができたこと
・・・が最大の売りだと思っています。
Moegiとはいえ、私に限っては少々特殊かもしれませんので、勉強方法に関してはあまり参考にならない可能性も否定できません。
あくまでも体験/経験談出ること、一つの参考例として一読していただければ幸いです。




書類審査
事務へ実務経験書類を依頼し、認定医からサインをいただき・・・と、とても面倒な書類を提出してしばらくすると、書類審査合格の通知がきます。
ひとまず、合格通知が来るまでは安心できませんね。
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CBT試験会場予約
書類審査に合格したら、予約期間内にCBT試験会場の予約をします。
意外と予約期間は短いので、期限にご注意ください。
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通知書類に私の通りですが、プロメトリック社のサイトよりプロメトリックIDを取得する必要があります。
まず、試験を検索します。
「日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡技師試験」で検索して選択します。
読み進めて「ID作成はこちら」へ進み、プロメトリックIDを作成したらログインします。
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受験会場を選択しますが、国内で何ヶ所かに受験会場が設置されるのではなく、各都道府県に何ヶ所かCBT試験会場があります。
例えば、東京内だけで10箇所近く試験会場があるという感じですので、ご自宅の近くの試験会場を選択することが可能となります。
ただし、定員があり先着順となりますので、激戦区だと早めに埋まってしまう可能性がありますので、予約はお早めに。
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試験様式と当日の持ち物
さて、無事に予約まで漕ぎ着けたら勉強して受験当日に備えるだけです。
受験内容について確認しますと、
- CBT方式(computer based testing)
- 試験時間:120分
- 問題数:100問
- 解答形式:多肢選択肢式
となっており、筆記試験も面接もなく、PCを利用した試験となります。
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本番当日の注意点は、プロメトリック社が指定する本人確認書類を忘れずに持っていくことです。
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いくつか本人確認書類の指定がありますが、運転免許証かマイナンバーカードが確実でしょう。
あとは受験番号が記載されている書類審査合格通知書くらいでしょうか。
CBT体験版について
「CBT方式なんて受験したことがない!!」っていうそこのアナタ!!
安心してください、デモ版で練習ができます。
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ぶっつけ本番でも大丈夫ですが、操作感だけでも確認しておくと良いです。
難易度と傾向
合格率
さて、気になる試験難易度と傾向ですが・・・。
まずは合格率について、公式発表はありませんが、「消化器内視鏡技師 試験問題解説VI」の前書きには以下のように記載されています。
現在、技師試験は「消化器内視鏡技師制度」に基づき年1回、すべての受験者に共通した 消化器に関する基礎医学問題や消化器内視鏡に関する臨床医学問題、内視鏡実技に関する問題をJBT方式で実施されている。試験問題は、数名の内視鏡技師を含めた技師試験委員で作成している。技師制度委員会で審査後に合否が決定され、合格者に認定証が交付されている。現在、合格率はおよそ90%を目安にしている。
消化器内視鏡技師 試験問題解説VI
・・・と記されていますが、実際の合格率は70〜80%程度ではないでしょうか。
問題解説集による傾向
おそらく、受験をお考えの皆さんは「消化器内視鏡技師 試験問題解説VI」または「消化器内視鏡技師 試験問題解説V」を使用して対策されていることかと思います。
過去問による練習問題は、以下のような形式ですね。
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問題解説集からは、例外を除くと、
- 5択から1つを選択する
- 5択から2つを選択する
- 5択から3つを選択する
・・・この3パターンですね。
例外パターンというのは少し変則的な選択肢であり、順列の消去法が使用できず、ある意味全てしっかりと理解していないと解答できないような問題となっています。
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まぁ、問題解説集での演習では、一見よくある問題形式であるように思われます。
実際の出題形式
わざわざ「実際の・・・」としているということは、問題解説集とは異なるということです。
実際の出題形式はこのような感じになっております。
いかがでしょうか。
実際の試験の出題方式は、
- 正しいもの、または、誤っているものを1つ選ぶ
- 正しいもの、または、誤っているものを2つ選ぶ。ただし、消去法は使用できない。
- 症例問題が何問かあり、1つまたは2つ選ぶ。ただし、消去法は使用できない。
となっており、最大のポイントは
消去法が使えず、全ての選択肢を理解している必要がある
ということですね。
もちろん、たまたま正答の選択肢のみ2つ知っていた・・・などもあれば答えられますが、基本的には全ての選択肢について正誤を判断できる様な知識が求められます。
そこは、流石認定試験と言うべきところでしょうか。
合格通知
3月に実施される本試験ですが、合否発表は4月下旬を目安に郵送されてきます。
落ちたら素直に勉強不足だな・・・と思っていましたが、そんな心配はなく、無事に合格しました。
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合格したら一安心ではなく、1ヶ月も余裕がない期間内で、日本消化器内視鏡技師会の入会と共に、学会入会年会費と消化器内視鏡技師登録料を振込まなければなりません。
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とにかく、無事に合格して良かったです。
実際の勉強方法
さて、気になる試験対策法ですが、基本は以前に執筆している「オススメの参考書・試験対策のポイント」という記事を参考にしていただきたいと思います。


しかしながら、実際には、記事タイトル通り、本業と家庭的観点からほぼ勉強することができませんでした。
ですので、冒頭でも申し上げた通り、私の場合少々特殊なため参考にはならないかもしれない・・・と先に伝えておきます。
まず、準備物としては「オススメの参考書・試験対策のポイント」に挙げている通り
- 消化器内視鏡技師 試験問題解説V
- 消化器内視鏡技師 試験問題解説VI
・・・の2冊を準備していました。
・・・ですが、実際に使用したのは「消化器内視鏡技師 試験問題解説VI」のみとなってしまいました。
問題の勉強期間ですが・・・試験日が3月1日(日)でしたが、勉強できたのは2月27日(金)の勤務帰宅後から試験当日が3月1日(日)の午前中のほぼ2日間のみという、なんともお恥ずかしい話となっています。
この試験前2日間で「消化器内視鏡技師 試験問題解説VI」を1冊解いたというのが実際の勉強方法ということになります。
・・・決して、こんな無計画な真似はしないようにお願いしますね。
ですので、私の場合は少々特殊なので参考になりません、ということです。
といっても、全く勉強してこなかった訳ではありません。
それは
日々の内視鏡業務でデバイス介助などを通して知識を培ってきたということが最大のポイントです。
要は、環境要因が私の合格した大きな影響を与えたということです。
このことは、「オススメの参考書・試験対策のポイント」でも述べたかもしれませんが、例えば検査と日帰りで実施できるC SPやEMRまでしか実施していないクリニック勤務の方と、ESDを始めとして、EUS・ERCP・DBEなどを総合的に実施している大学病院・総合病院勤務の方とでは、試験対策に費やさなければいけない勉強量と領域の幅がかなり異なってきます。
事前に、内視鏡技師を取得している先輩方からも情報をもらっていましたが、「ここの施設で普通に2年間働いていたら合格できるよ」ということを聞いていました。
実際、試験前の2日間に「消化器内視鏡技師 試験問題解説VI」を解いていて、「これ、解剖生理だけ復習していたら、後半のデバイス関連は大丈夫な内容だな・・・」という手応えだったのです。
あとは、元々私は勉強自体に苦手意識はなく、1日中集中して勉強ができるというところも大きな要因だったと思います。
なので、内視鏡技師試験というのは
勤務している施設の内視鏡業務環境に左右される
といっても過言ではない・・・ということを改めて強調させていただきます。
とはいえ、日々コツコツ勉強をして、直前に慌てて勉強する必要がないようにしたいものです。


最後に
以上で、実際に内視鏡技師試験を受験してみてのレビューとなります。
皆さん、勉強は計画的にしてきましょう。
私みたいに前日で急いで確認するようなことにならないように・・・。




























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